なんにもない、なんにもない、まったくなんにもない。

バツイチアラフォー猫3匹ともう山奥に暮らす。

親子。

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親を殺してしまった。

毎回思うのは、何故成人したのに、どうして殺してしまうくらい仲の悪い人と一緒に住んでいるんだろうと思う。

私は父親の事があまり好きではない。

実はこの事に気づいたのが数年前であった。

私の父は自営業で、人に仕えた事がない。

かなり自分勝手な人だ。

嫌いになったきっかけは高校時代に私の進路でかなり振り回され事だ。

私は中堅の進学校に入学した。

父は私に大学のガイドブックを与えた。

ところが1年の夏休みに突然父が、お前の学校では国立とかは無理だから就職しろと言ってきた。

私の学校は就職する人は当時学年で6,7人程しかいなかった。

私は全く高校卒業して就職するなんて思ってもみなかった。

凄くショックだった。

勉強する意味が見いだせなくなってしまった。

親はお金もないと言ってきた。

2年生の頃、ならば奨学金でももらってせめて専門学校でもと思った。

朝日新聞奨学金の説明会に自分で申し込んで参加した。

それを知った両親は、パンフレットを読んで、奨学金をもらったとしても、親がお金を払わなくてはならないからやめろと言ってきた。

その後短大ならば行ってもいいと言った。

ただ東京に出る交通費(片道1000円ちょっと)は高いから、地元の短大にしろと言われ、こことここならいいと3つぐらい学校を親に決められた。

地元の短大は偏差値が低く、短大模試で余裕だったので、その後短大模試は受ける事はなかった。

3年の春ごろ、突然父がお前はセンター入試を受けろと言ってきた。

何でも地元の県立の大学ならば、短大と学費が変わらないと言ってきた。

1年生 就職しろ 

2年生 奨学金は反対→親の決めた短大に行け 

3年生 センター入試を受けて親の決めた大学に入れ 私立の大学駄目 東京の短大も駄目 浪人も駄目

人を就職も短大も公立の短大も対策が全く違う。毎年言う事が違う。

私の人生を踏みにじられているように感じた。

でも親だから我慢した。

結局私は大学は受からず、地元の短大に通った。

多分、それでいいと思う子供もいると思う。

でも私は望んでいなかった。

自分のやりたい事をする為には親元を離れなくていけないと思った。

父は弟達よりも私を絶対見下している。女だから、そして弟よりも勉強が出来ないからだ。

自分を見下すような奴は親だろうと許せない。

ずっと一緒にいたらいつか殺してしまうだろう。

なるべく実家と距離をとって、短大出るまでの20年間、実家の手伝いもしてきた。

でもちょうど20年後に私自身が離婚した時と重なった際、なんかもう親と会うのは止めようと思った。

私の親は私の味方ではないと感じてしまった。私の両親は、元旦那のお義母さんみたく、何がなんでも自分の子供の味方ではなかった。

ずっと親は私の味方ではなかった。常にあーでない、こうでない。もっとこうしろ。

良かったねなんて殆ど言ってもらった事はない。

欠点ばかり挙げられて、もう疲れてしまった。

そんなに完璧でなくてはならないのか。

そんなに実家に帰ってもテキパキしなくてはいけないのか。

父のTwitterでの私に対しての言葉は、

昔の事をいつまでも根に持ちやがって。だった。

多分私は父と一緒にいたらいつか殺してしまうだろう。

親だからなんて思っていてはいけない。

まともな親の元で育った人には解らないと思う。