なんにもない、なんにもない、まったくなんにもない。

バツイチアラフォー猫3匹ともう山奥に暮らす。

地元ねえ。

今週のお題「僕の住む街・私の地元」

地元は埼玉の熊谷の一部だ。熊谷市と町村合併で熊谷になった。

なんにもないと思ってたが、離れてみるとわかるもので、あまりにも自分の周りに馴染むと、それが他所の人から見て特色である事に気づかないでいる。

そういえばあれは最近見かけないと思うと、実は地元独特の物だったりする。

ご当地グルメブームは日本人にとって、自分は何処からかやって来たという事に楽しみを与えてくれる素敵な事だったように思う。

日本は割と他の国や地域の料理を好奇心を持って色々試したり、受け入れるのが得意なんだと思う。海外でこんなに◯◯料理とか、色々な国の料理を至る所で食べられる国はないと思う。海外旅行に行くと、色んな意味で、日本の不思議さに気づく。イタリアなどは自分の村の料理しか知らなくて、日本人がイタリアの食材の話をすると何それ?とか言われたりするそうだ。ママのご飯が一番さ。と。日本人のソムリエとギャルソンが笑って話してた。笑う事ではないと思う。本来はそうなんだろうと思う。

話がそれた。私の地元は、お寿司だ。稲荷と海苔巻きのセット。稲荷20cm近くの長いのが4本くらい入っていて、海苔巻きは直径4,5cmが6枚ぐらい。確か安い。400円ぐらいだった気が。

ウチはいつも頂き物で買った事がない。お寿司と言われ開けたら、生寿司でなくて、ガッカリした事が何回かある。

でも、ある日生温かいのを頂いた。その時、なんて美味しいのだろうと感動した。

3軒程お店があって、どこも少しずつ味が違う。

そのうちの1軒によく父に頼まれ、切手や葉書を買いに行っていた。そこの爺さんが怖くて、お使いの度にブルーになってた記憶が。お寿司はいつも頂き物だったので、そこが実はお寿司屋さんだと気づいたのは大人になってからだ。寿司屋さんと聞いていたが、寿司屋さんじゃないんだと思ってた。だってそこでお寿司を見た事がない。

正月はお客さんが並んでいるお店もある。並ぶ意味がよくわからない。そのぐらい私にとって生活に馴染んでるのだ。